極私的『信州の方言』

なから

だいたい。おおよそ。ほぼ。

「なから」の文例

位置調整のパラメーターは、なから合わせています。

「なから」の類義語

  • 『なり』: [建築用語] それなりの略。

 

まえで

(空間的な)前。場所や位置の前後関係で使う。時間的な前後では使わない。

「まえで」の文例

ストッパーへの衝突を避けるために、まえででモーターを止めてください。


信州の食文化

味噌

信州味噌がデフォルト。全国区メーカーから長野県ローカルメーカーまで長野県内に工場のある様々な味噌が売られているため、あえて信州味噌と呼称することは珍しく、スーパーマーケットの味噌コーナーでは色々な種類の味噌が売られています。ちなみに信州は保存食文化で塩分の過剰摂取が課題とされてきました。最近は塩分の過剰摂取に対する啓発活動が進み、減塩みそをはじめ、減塩しょうゆ、減塩漬物などの減塩食品の品揃えが豊富です。

桜餅

関西の桜餅は「道明寺」。粒々の残った道明寺粉でつくった皮で餡が包まれています。関東の桜餅は「長命寺」。クレープのように薄く焼いた餅の皮で餡が包まれています。そして長野県では道明寺と長命寺が半々で売られています。

関西は牛肉文化。肉うどんといえば牛肉。関西は豚肉文化。豚カツ、豚汁、カレーライスも豚肉。そして信州で有名なのは馬肉ですが観光客相手のお店以外ではあまりみかけません。ちなみに稀に鯨肉をみかけるため西日本の鯨食文化が流入しているようです。

ホタルイカ

関東ではほとんど見かけることのないボイル・ホタルイカですが、長野県内では旬を通じて比較的長く鮮魚コーナーに並んでいるところを見かけます。


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