[Excel] 非表示のセルの値を無視する範囲指定計算

セル A1~A100 の範囲の中で 「数値か文字列が入力されたセル」かつ「表示セル」をカウントする。

 

解説

ワークシート関数 COUNT() や SUM() で範囲を指定して計算したとき、非表示セル(非表示行や非表示列)も計算対象となります。

SUBTOTAL関数 の第一引数 100 以降を指定すると非表示セルを無視して計算することができます。ただし第一引数に 100 以降を指定できるのは Excel 2003 以降です。

 

第一引数の値と機能の対照表

第一引数 第一引数    
非表示セル含む 非表示セル無視 戻り値 類似関数
1 101 平均 AVERAGE
2 102 数値の入ったセルの数(文字はカウントに含まず) COUNT
3 103 数値か文字(非空白文字が1文字以上)入ったセルの数 COUNTA
4 104 最大値 MAX
5 105 最小値 MIN
6 106 PRODUCT
7 107 標本標準偏差 STDEV.S
8 108 母集団の標準偏差 STDEV.P
9 109 合計 SUM
10 110 分散の推定値(不偏分散) VAR
11 111 標本分散(母集団全体に基づいた分散) VARP