極私的な試作品や量産品の呼び名

試作品や量産品の呼び名、呼び名や意味は業界や企業によって様々です。下記の説明は一例です。

BB
Breadboard
(1) 電子回路の試作、実験を行うための基板。 (2) ソルダレス(半田付け不要)ブレッドボードの略。 (3) 外装やフレームを省略して基板と電子部品だけで構成された(開発初期段階の)試作品。
ES
Engineering Sample
技術試作。技術的な実現可能性を検証するための試作品。開発対象とする製品に対して、主要な機能や性能の確認を目的としている(一部の機能や性能が省かれている)ことが多い。
複数のバージョン(世代)のESが存在するときは、ES1, ES2, ES3, …と後ろに数字をつけて区別する。ソフトウェアとは異なり、ハードウェアの試作品は細かくバージョンを刻むことは稀である。稀ではあるが ES2A, ES2B などというバージョンの刻み方をする例もある。😅

WS
Working Sample
実用試作。製品の機能や性能を網羅し、実際に使ってみることが可能な段階の試作品。ESの次の段階の試作品を意味したり、PPを意味することもある。
CS
Commercial Sample
営業試作。顧客や販売店、代理店、営業担当者に使い勝手や性能を確認してもらうための試作品。
PP
Pre-Production sample
先行量産。量産試作。プリプロ。本格的な量産開始の準備として行う試作。初期ロットの製品として市場に出回る場合もあるし、販売店や営業担当のサンプルとして提供する場合もある。
MP
Mass Production
量産品
モック
モックアップ (mock-up)。原寸大模型。製品の外観を模した中身のないモデル。製品の企画開発段階でデザイン(意匠)を検証するための試作。また、盗難防止のため店頭展示に使われるもの(店頭見本)を指す場合もある。
ディスコン
Discontinued の略
生産中止、販売中止のこと。
ES, WS, PP と段階を踏んで開発した製品の行き着く先… 😢
(例) 製品がディスコンになる。ディスコン品。