[RubyKaigi2020] 松本へのアクセス方法

2020年4月9日〜11日にRubyKaigi2020が開催される長野県松本市へのアクセス方法を20年間、松本市で暮らした元市民が書きます。

首都圏から

JR東日本 特急あずさ

東京〜松本間を約2時間半で結ぶ特急列車です。新宿駅からほぼ1時間おきに発車しています。以前は「特急あずさ」と「特急スーパーあずさ」の2種類の種別(愛称)が存在していましたが、2019年春のダイヤ改正で特急あずさに統一されました。このダイヤ改正時に自由席はなくなりました。「座席未指定券」(座席指定券と同額)を購入して、座席の上のパイロットランプを確かめて空席(未予約)に座ることができますが、慣れない人は最初から座席指定を受けた方が良いでしょう。以前は存在したお得な「あずさ回数券」も廃止されました。ただ新型車両に全て切り替わり全座席にコンセントも用意されるようになったので快適に移動できると思います。ただし古いトンネルや山間を縫うように走るため携帯電話の電波は途切れ途切れになります。ワンセグやFMラジオの電波すら届かないような谷間を縫うように走り抜けます。

新型スーパーあずさ353系

高速バス

新宿〜松本間を3時間強で結んでいます。特急あずさに比べて1時間弱時間が余計にかかりますが料金が半額近くとお得です。新宿駅南口のバスタ新宿を発着するためJRや私鉄・地下鉄からの乗り換えも便利です。松本バスターミナルはJR松本駅お城口の目の前、駅前ロータリーを抜けて横断歩道を渡るため、雨の日は濡れてしまいますが場所が判らなくて迷う距離ではありません。ただ中央自動車道、首都高4号線を経由し初台ランプから新宿までは一般道を走るため、道路渋滞で1時間、2時間遅延することがままあります。特急あずさも大雨で運休することがままあるため五十歩百歩ですが、列車よりも時間が読めないのが高速バスです。ただし比較的新しいルートですのでトンネルの中でも携帯電話が届くように設備されています。バス車内の Free WiFiサービスもほぼ途切れることなく通じます。


名古屋から

JR東海 ワイドビューしなの

名古屋〜松本間を2時間強で結んでいます。ほぼ1時間おきに発車しています。風光明媚な山奥の景色の中を走る特急列車です。車内販売がなくなってしまい、途中駅での買い出しも期待できないため、列車に乗車する前に買いだめすることをお勧めします。列車移動中の飲み食いが楽しみなのは私だけかもしれませんが…

高速バス

名鉄バスセンターと松本バスターミナルを約3時間半で結びます。経由する中央自動車道はトンネルと切り通しが続くため旅情には少し欠けるかもしれませんがお得に移動することができます。


大阪・京都から

JR線

オーソドックスなルートは東海道新幹線で名古屋まで移動して、名古屋から特急しなのに乗り換えです。

高速バス

大阪(阪急三番街)と松本バスターミナルを結ぶ高速バスがあります。昼行便と夜行便があります。夜行便は京都駅八条口も経由します。夜行便は3列席でリクライニングも大きいのでゆったり移動できますが慣れないと眠れないかもしれません。深夜に移動して、時間と宿泊代と交通費を節約する弾丸参加にお勧めです。


北陸から

北陸新幹線でJR長野駅まで。JR長野駅からJR松本駅までは「特急しなの」で1時間弱。各駅停車でも1時間半程度です。各駅停車だと途中の姨捨(おばすて)駅で日本国内ではごくわずかな場所に残ったスイッチバックを体験できるのでお勧めです。何も知らずに乗っていると突然、逆方向に列車が走り出すためビックリします。姨捨駅は日本夜景遺産にも認定された善光寺平を見下ろす風光明媚な高台にあります。ただし、写真でも撮ろうと途中下車すると駅の周囲には何もありませんし(スイッチバックのための、ポイントや信号機はみることができる…)、次の列車は1時間後になってしまうため注意しましょう。


札幌・神戸・福岡から

札幌(新千歳), 神戸, 福岡 と信州まつもと空港の間を1日1〜2往復の定期便が飛んでいます。鉄道や高速バスよりも圧倒的に短時間で移動できますが便数が限られているため選択できるスケジュールが絞られてしまうのが難点です。松本駅から信州まつもと空港まではシャトルバスが30分ほどで結んでいます。

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