『並行』と『並列』にまつわるエトセトラ

この投稿は ETロボコン Advent Calendar 2016 の 24日目 の記事です。

ETロボコンで使われているプラットホーム(リアルタイムOS)ではコンカレンシー(並行実行性)について、しばしば取り上げられます。しかし日本語では「平行」、「並行」、「平衡」と読みが同じで似た単語があり、しばしば混乱します。そしてプログラミングを教える先生たちは「並行」と「並列」という、これまた似たような単語を臨機応変に使い分けて、生徒が言い間違えると「違う!」と鬼の首を取ったが如く叱責します。だから理系の人って嫌い! 😳
口頭で聞いたときに混乱するのはもちろんのこと、単純なタイポ(漢字変換ミス)もしばしば見受けるため、エッセー風に取り留めもなくつらつらとブログにまとめてみました。モヤモヤ(間違い)があれば是非是非ご指摘くだだい。 〜 ブログで無知を晒すは恥だが役に立つ。 😀

2024年 9月 2日 追記

コンピューター関連の日本語訳では "Parallel" の対訳 を 『平行』、 "Concurrent" の対訳を『並行』としているケースが多いようです。ただし両者の混乱をさけるために『パラレル』、『コンカレント』とカタカナ語にしているケースも散見されます。

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こんなIoTロボコンは嫌だ!

ETロボコン チャンピオンシップ大会を毎年併設開催している Embedded Technology 展 (組込み総合技術展)が、今年2015年より Embedded Technology 2015 & IoT Technology 2015 同時開催と衣替えしました。

ETロボコンもイベント開催当初のUMLロボコンから名前が変わっています。ETロボコンも近い将来にイベント名がIoTロボコンに変わるかもしれません。

ということで、ETロボコン Advent Calendar 2015 ネタとして「こんなIoTロボコンは嫌だ!」で大喜利をしてみたいと思います。 😀

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USDMからモデル図に落とす

5か月前に「モデルとは基本的に図のことである」と進捗報告に書いて私からマサカリを投げられたチームが再び「USDM(Universal Specification Describing Manner)をモデル図に落とす前の一つの手順として学ぶ」と残念な進捗(活動計画)を書いていたので再びマサカリを投げてみました。 😀 😀 😀

 

モヒカン族(ネット用語) – Wikipedia

  • 情緒的なやりとりよりは情報の交換を重視する。
  • 社交辞令は抜かして端的に論点を述べることが望ましいと考える。
  • ミスを指摘すること、ミスを指摘されることは悪意的なことや失礼なことではなく、間違った情報を訂正する大切な行為であると考える。
  • 間違った情報を発した者には、即座に率直に真摯に訂正する習慣を身につけさせようとする。これは相手を「育てる」ことであると考えている。

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AWS利用額ふりかえり2015年上期

このWEBサイトを運用しているAWS(Amazon Web Services)のサービスが有料契約に全て移行して半年が経過しました。2014年1年間は無償評価期間で、ほぼタダ同然で利用してきたサービスですが、この半年でいくら位課金されるようになったか、ふりかえります。月々のamazon.comからの請求はドル建てですが、下記のグラフは1ドル120円換算で表示しています。

AwsCost2015 1H - monthly

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ETロボコン前史

ETロボコンの過去の活動記録を掘り返していたら10年前に私が作成した研修資料を発掘したのでネットの海へ放流します。ETロボコンやLEGOマインドストームに出会う前です。このときは受講したメンバーの評判も良く最後のロボット相撲大会も盛り上がったのですが、遊びの要素が勝ちすぎているということで上司や同僚の理解は得られずに研修は残念ながら2回だけ実施してお蔵入りしてしまいました。今ふたたび職場でETロボコン参加の機運が盛り上がってきたということで当時の反省も踏まえつつ、でも当時の熱意はそのままに、ズルく賢く自分の思いを実現したいと思います。 😀

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ETロボコン社内説明会2015

勤務先でETロボコンに参加しようという機運が盛り上がってきたということで、他部署にお呼ばれして管理職や社内教育担当者、OJT育成担当者、若手社員など十名近くのみなさんを相手にETロボコンの説明を2時間でしました。

今年は準備期間にあて来年から本格参加という今のところの計画ですが、一年限りのイベントにせず継続的な取り組みしようという意気込みの実現に私もお手伝いさせていただきたいと思いました。

私が参加した時のモデル図を解説したりNXTwayの倒立デモをしたりと色々説明したのですが、説明会参加者の反応が一番良かったのはETロボコン実行委員会の公式動画。ちょっと拍子抜けしましたが社内に一人でも多くのETロボコンファンを増やすことができたかな? 😀

Open the door of embedded systems to IoT!

プログラミング言語Rubyの開発者の年に一度の祭典RubyKaigi 2014において登壇させていただきました。

Rubyの父 まつもとゆきひろさんを始め、凄腕の開発者のみなさんに混じって登壇するということで、恐れ多くてヒヤヒヤ、ドキドキだったのですが、とても貴重な経験をさせていただきました。

日本国内はもちろんのこと世界各国から大勢のRubyist(Ruby開発者)が集う祭典。スライドは拙い英語で作成しました。

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メジャーなマイクロプロセッサをアイドル好きにも分かるように説明してみた

某ブログエントリーにインスパイアされて私も書いてみました。またつまらないネタを書いてしまった… 🙂

ARM
プロセッサ界の『AKB48』 地下系プロセッサの時代もありましたが、いまでは押しも押されもせぬ業界トップ。スマートフォンやタブレット機器には欠かせません。かつてはファン層も限られていましたが、最近では林檎から窓まで幅広く受け入れられています。とにかく派生モデルが多いことが特徴。ARM社はプロセッサのフレームワークだけを作って、製品としてのプロセッサの製造/販売は他のメーカーに任せているので、今後も派生グループが次々と登場することでしょう。
Atom
プロセッサ界の『乃木坂46』 ARMの人気を受けて3匹目、4匹目のどじょうを狙っていますが、大手メーカーの品の良さが足を引っ張り、爆発的な人気を巻き起こすには、いまだ至っていません。ブランド戦略とかつてのファンの動員でどこまで追い上げることができるのか乞うご期待。
x86
プロセッサ界の『松田聖子』 昭和から平成に至るまでトップを走り続けている、現在も現役ばりばりのプロセッサ。古くからのファンを大切にすることは素晴らしいのですが、そのことがマンネリ化を招いている?ポストx86を期待されて登場したプロセッサは生まれは消えてを繰り返していますが、本家のDNAを受け継いだ子孫達がいまも様々な場面で活躍しています。
SuperH
プロセッサ界の『おニャン子クラブ』 かつては、ゲーム機やPDAにも搭載されて一世を風靡しましたが、現在では「あの人はいま」ポジション。現在も現役で頑張っているメンバーもいますが、かつての勢いはありません。ただかつてのファンが今でも社会のあちこちで頑張っているので業界から完全に消えてしまうことはないでしょう。