これは、ETロボコン Advent Calendar 2014 – Adventar の3日目のエントリーです。
おすすめmicroSD
- 容量
- 8 〜 16 GBytes
- 規格
- SDHC
- クラス
- Class 10
注意:microSDとSDは大きさが一回り違いますが、商品パッケージは似ているので注意しましょう。
なぜmicroSDが必要か?
Mindstorms EV3は本体のファームウェアを書き換えることが可能です。LEGO社より公式なバージョンアップファームウェアも提供されます。しかしながらファームウェアの書き換えに失敗すると電源ONすらできなくなる危険性があります。
Mindstorms EV3にはmicroSDカードスロットが装備されており、通常は標準ファームウェアの拡張領域(より多くのユーザープログラムやデータを保存する領域)として使用することができます。さらにEV3ではmicroSDカードに書き込まれたファームウェアイメージから起動することもできます。そこでユーザーは本体の標準ファームウェアを上書きすることなく、非公式のいろいろなソフトウェア実行環境を試すことができます。これは便利!
leJOS EV3やev3devは、microSDにファームウェアイメージ(OSイメージ)を書き込み、そこから起動するしくみをとっています。
ということで、Mindstorms EV3ハッカーは常時4〜5枚のmicroSDをストックすることをお勧めします。 😀
SD規格
規格 | サイズ | 標準ファームウェア | TOPPERS/EV3RT |
---|---|---|---|
SD | 2GBytesまで | サポート | 非サポート |
SDHC | 4GBytes 〜 32GBytes | サポート | サポート |
SDXC | 48GBytes 〜 2TBytes | 非サポート | 非サポート |
SDUC | 2TBytes 〜 128TBytes | 非サポート | 非サポート |
記憶容量によって規格(名)が異なります。EV3では32GBytesを超えるSDXCには対応していません。
SDカードへのイメージの書き込みには30〜40分、条件によってはそれ以上かかります。大は小を兼ねると必要以上に大きなサイズのSDHCを選択すると書き込み時間ばかりかかるので注意しましょう。
TOPPERS/EV3RTはバイト単位のRead/Writeに対応していないためサイズ2GBytes以下のmicroSDを読み書きできません。
Class
Class | 最低保証レート |
---|---|
Class 2 | 2MB/sec |
Class 4 | 4MB/sec |
Class 6 | 6MB/sec |
Class 10 | 10MB/sec |
書き込み/読み込み速度によりクラスが決まります。廉価に販売されているmicroSDはclass 4やclass6ですが、microSDからブートしてプログラムを動作させるためにはできるだけ高速なmicroSDを選択することをお勧めします。
凄く分かりやすく どのくらい容量が必要なのかがひとめみてわかりました