遮光板による外乱光カット効果

2007年の実験ですが参考までに掲載します。

目的

 コース検出(ライントレース)を行う反射型光センサーを撹乱する外乱光をカットするための遮光板の効果測定

実験結果

  1. 蛍光灯照明下では、外乱光(⇔遮光)による光センサーの測定値への影響はほぼない
  2. 太陽光の下では、光センサーを外乱光より遮光をしない場合、コースライン(ブラック)を識別することは困難である。
  3. 太陽光の下では、遮光に用いる素材(黒ラシャ紙、光沢紙)により遮光の性能に差がみられた。

結果詳細

  • 蛍光灯照明
蛍光灯

  遮光なし 光沢紙 黒ラシャ紙
ホワイト 52 52 51
グレー 45 44 43
ブラック 39 40 38

  • 太陽光
太陽光

  遮光なし 光沢紙 黒ラシャ紙
ホワイト 63 60 53
グレー 57 53 46
ブラック 60 52 43


 ※実験環境:6月の午後4時。薄曇りの天気で、直射日光が斜めから直接射し込む環境。

 光センサーを遮光していない場合は、光センサーの測定値からコースライン(ブラック)を判定することは困難であることがわかる。遮光にもちいた素材によって、外乱光の遮蔽レベルに差があることがわかる。



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