[trekking] 針ノ木岳 慎太郎祭
2025年06月12日 20:20更新

北アルプスの夏山開きを告げる針ノ木岳 慎太郎祭に参加してきました。

立山黒部アルペンルート 関電トンネルの扇沢駅に到着。

受付までに時間があったので扇沢駅の中をぶらぶら。

駅構内には今回のイベントのポスターも貼ってありました。

登山口に横断幕。

渡渉しながら進みます。


開山式会場に到着。

関電トンネルの2号トンネルの入り口です。映画「黒部の太陽」にも描かれた関電トンネル掘削工事はここから掘り進めたのだそうです。地図を見るとここから一直線に黒部ダムまでトンネルが伸びています。そしてトンネル掘削工事ででた土砂で沢を埋めて今の平らな土地があるのだそうです。

昨年(2024年)秋まで、黒部湖に浮かんでいた遊覧船ガルベの残骸。私も最終年に乗ってきましたが、いまは鉄屑になっていました。



神主さんによる神事を行い、小雨の中でバイオリンの演奏を聞かせていただいた後に出発しました。
サンカヨウの花
キヌガサソウの花

フキノトウ



タカネザクラ

大沢小屋

大沢小屋の脇にある祠と百瀬慎太郎のレリーフ。明治から大正にかけて、ここ大沢小屋や針ノ木小屋を開き、日本初の山岳ガイド組織を立ち上げた功績を称えて、長く慎太郎祭が続いているのだそうです。

針ノ木大雪渓の雪渓尻に到着。

およそ100年前、早稲田大学登山部のメンバーがここ針ノ木岳の雪崩で遭難した事故を慰霊して岩壁に掘られた梵字だと説明を受けました。




扇沢で解散後、体力にちょっと余力があったのでトロバス(トロリーバス)を見学してきました。


大町温泉郷の薬師の湯で休憩。

お食事処で「ごろっとチキンカレー」を注文。