ちはやふる日記


[cinema] 『ハチドリ』

2020年09月12日 10:18更新

1994年、ソウルに暮らす14歳の中学生の女の子の物語。学校の先生のことは嫌いだけれども、親友もいるし、恋人もいる。家庭も取り立てて裕福ではないが、日々の暮らしに困るほど困窮しているわけでもない。でも、主人公の少女はいつもやる気なさげに日々を過ごしています。

家庭の中で威張り散らす父親。生徒会長を務める優等生で父親から期待を一身にかけられているのだけれど、些細なことで妹に手を上げる長男。自分可愛さに裏切る親友に、母親の言いなりの恋人。どこにでもありそうな話を中学生の女の子の目線から描いた叙情的な作品でした。日々、そんな些細な理不尽に傷ついていては生きることが苦しくなるのでしょうが、だからと云って、見えないフリをして、関係ないフリをして向かい合うことをやめてしまってはダメなんだろうな…と。でも、どういう向き合い方をすれば良いのか正解は示されません。ただ、一人一人が自分なりの向き合い方を考えるしかないと考えさせられた映画でした。



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