ちはやふる日記


[cinema] のぼうの城

2012年11月02日 23:31更新

原作が面白かったので映画公開初日に早速映画館に行ってきました。

野村萬斎さんが演じる『のぼう様』が原作すら超える理知と狂気を漂わせて魅力的に描かれていました。

童子(わらし)のごとき正義感をふりかざす若き石田三成像も好敵手として申し分ありませんでした。そして三成をささえるのは、のちの関ヶ原の合戦の盟友・大谷吉継。これで物語が盛り上がらなければ嘘です。


大勢のお侍や、お百姓をも巻き込んで殺伐たる合戦が繰り広げられた戦国時代に、希望や悦びを見出すのはおかしいのかも知れませんが、エンドロールに不思議な爽快感が残る作品でした。



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