ちはやふる日記


[cinema] 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

2020年01月13日 12:18更新

私の知っている原爆ドームは骨組みを残した遺構であり、平和記念公園は静かな公園でした。しかし原子爆弾が投下される前には、そこには大勢の人が働く職場があり、大勢の人が暮らす街並みがあったことをリアルに伝えてくれる作品でした。

戦争の悲劇は決して過去のものではなく、今も中東では敵の空爆に怯えて同胞が乗った旅客機を撃ち落とす悲劇が続いています。打ち落とされた乗客や家族の気持ちは如何程のものか? 誤射で同胞が乗った旅客機を打ち落としてしまった当事者や命令を下した司令官は何を思っているのか? 想像することしかできませんが、決して遠い国のこととしては考えられないと映画を見ながら感じました。



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