ちはやふる日記


[cinema] ゼロ・グラビティ

2014年01月18日 18:56更新

リアルな3D映像に圧倒されました。HST(ハッブル宇宙望遠鏡)やISS(国際宇宙ステーション)そして中国の宇宙ステーション天宮と実在する宇宙開発施設をリアルに描き出し、宇宙空間で実際に撮影したかのような現実感を伴っていました。

サンドラ・ブロックが演じる主人公は愚痴もこぼせばパニックにも陥る普通の人。過去に家族を失い、今このとき宇宙空間で仲間を守ることもできなかった主人公が、自らの地上への生還も危ぶまれる絶体絶命の窮地の中で最後の最後まで力を尽くす姿はハンサムでした。

誰のためでもなく主義主張のためでもなく、ただただ自らの生存のためにもがく姿は美談にはならないのかもしれません。しかし、ただただ生き延びるということは、いかに困難で、そして何にも代え難く尊い振る舞いであるかを描いてくれた物語でした。



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