ちはやふる日記

大型連休の後半、尾瀬の至仏山に登ってきました。写真の右に写っているのは鳩待峠から登り、小至仏山をトラバースした後に最後のひと登りの至仏山の山頂です。

深夜に自宅を出発して、朝５時半頃に戸倉にある尾瀬第一駐車場に到着しました。駐車場には戸倉と鳩待峠を往復する乗合大型タクシーが何台も集結していました。

私は第一便のバスに乗車することができましたが、その後ろから乗合タクシーが続々と出発していました。

戸倉から30分ほど山道を走ると、あっという間に鳩待峠の駐車場に到着。

駐車場の脇に綺麗なフキノトウがたくさん咲いていました。

駐車場から数十メートル道路を上って、鳩待峠休憩所に到着。

トイレに行ったりストックを出したりと準備を整えている間に登山口から続々と登山者が入山していきます。

鳩待峠の道標。

山の鼻へ続く遊歩道の前の看板を記念撮影。

至仏山登山口からいざ入山。登山口付近こそ雪はありませんが、十数メートルも歩くとすぐに登山道に残雪が現れました。

青空の下、残雪の緩やかな斜面をのんびり上がります。

葉が落ちているため樹林帯の中でも日差しが入って、とても明るい風景です。

徐々に雪が深くなり、雪の上に出ている木の高さが低くなってきます。

登山者が連なるように歩いているため、道迷いの心配はありませんでした。

先行する登山者を下から撮影した写真。

正面に小至仏山と至仏山の山頂が見えてきました。木のあいだからずっと見えていましたが…

尾瀬ヶ原を挟み反対側に聳える燧ヶ岳が見えてきました。

小至仏山の手前。

小至仏山のトラバースに入るため、ここでチェーンスパイクから１２本爪のアイゼンに履き替えました。

下山してきた人とすれ違い。随分と自分が登ってきたことが分かります。

鳩待峠が小さく見えています。

小至仏山のトラバースが終わり。

至仏山の山頂に到着。山頂の一部だけが雪が飛ばされて残雪がありませんでした。

山頂の三角点。

山頂から見る大パノラマ。

手前中央が赤倉岳。左奥が中ノ岳。右奥が越後駒ヶ岳。

入道岳

左が小沢岳。右が下津川山。

山頂付近の腐った雪の上を通過。

天狗平の雪は消えていたためアイゼンを外してテクテク歩きます。

木道の上をテクテク。

再び残雪の上に出ます。写真でも結構な傾斜ですが現場で見ても結構な傾斜でした。

残雪の滑り台を滑って滑って、こんなところで停止。

本来のコースから随分と外れてしまったので、這々の体でトラバースして登山道に復帰。但し登山道は雪の下なのでGPSで位置を確認しただけです。

山の鼻の至仏山荘に無事チェックイン。薮が出ている斜面を滑り降りて服は泥だらけ、足元は雪解け水の流れに浸かって、ずぶ濡れでしたが、至仏山荘では入浴もできるため、さっぱりしました。

ボリュームのある夕食。

売店で日本酒を買って堪能しました。