ちはやふる日記


楠灰カイロ

2017年02月05日 09:24更新
楠灰カイロ 楠灰カイロ

炭を固めた燃料を線香のように燃やして暖を取るカイロです。以前は冬になると大型カメラ店で売られていたので、なんとなく買い置きしたものがまだストックとしてあるのですが製造していた日本国内の工場がやめてしまったようです。

氷点下の環境下では鉄の酸化熱を利用した使い捨てカイロは触媒の塩と水が凍ってしまって発熱しなくなってしまいます。ベンジンを燃料にしたハッキン(白金)カイロは発熱量が大きいため氷点下でもかなりの熱さを保ってくれるのですが、いったん氷点下で消えてしまうと燃料が気化しないため再着火が難しくなります。白金カイロを使うときは家や車の中で着火してある程度暖かくなってから屋外に持ち出す手間が必要になります。そういう意味で灰式カイロは極寒でも(マッチで)着火できるのでカメラバッテリーやレンズの保温に重宝していたのですが、新しい燃料が手に入らなくなったのでちょっと残念です。ひとまず手元の買い置きを大事に使おうと考えていますが、どれくらい保つのでしょう?腐ることはないと思いますが湿気を吸わないように湿度管理が必要そうですね。^_^;



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