ちはやふる日記

今年も長野県辰野町のホタルの名所に見物にいってきました。

過去には数を増やすために県外から多くのホタルが移入された経緯もあり、ホタル養殖場との批判もあるようですが、この時期のホタルの乱舞は何より見応えがあります。

周囲を闇が包むとレンズの目前をふわふわと多くのホタルが飛び交います。

上の写真は薄暮が残るなか、デジタル一眼レフで撮影したものです。周囲は街灯もなく真っ暗闇です。
ホタルの軌跡が写る写真は、三脚に載せたフィルムカメラのシャッターを６０秒ほど開いて撮影しました。

三脚を並べて多くのカメラマンがホタルを狙います。

背景の空が白く写っていますが撮影のマジックです。実際は漆黒の闇の中でホタルの微かな光を捉えています。

２１時に近づくと雲が晴れて、ほとんど欠けることのない月が周囲を明るく照らし出しました。闇に慣れた目には明るすぎるほどの景色に変わりました。

辰野駅発の臨時列車に乗るために早めに撮影を切り上げたつもりでしたが帰り道も大変な混雑で結構ギリギリで列車に滑り込むことになりました。