ちはやふる日記


[travelogue] さよなら、小笠原

2013年01月02日 20:58更新
父島

小笠原の旅の最終日は朝食の前に宿の近くの海岸を散策しました。

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ガイドさんに案内されて再び小港海岸を散策します。

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浜辺に流れ着いていた軽石です。ガイドさん曰く、軽石は脆くて、すぐに崩れるため、それほど古いものではなく、最近南硫黄島近海の噴火で噴出したものが流れ着いたのではないか?という説明でした。確かに指先で軽く圧しただけでポロポロと崩れてしまう石でした。

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カニ穴です。カニが砂を搔き出した跡もくっきりと残っています。

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小笠原諸島の形成過程を示す枕状溶岩。水中でマグマが噴出して、固まって、また噴出を繰り返した結果、枕のような泡のような岩の模様が形成されたのだそうです。

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ウミガメの卵の殻

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オガサワラオオコウモリの食べかす(ペレット)。食物繊維を飲み込むと体重が重くなって飛べなくなるため、オガサワラオオコウモリは果汁だけを吸って、繊維はこうして吐き出すのだそうです。ガイドさんについて巡ると浜辺に落ちているものを見るだけでも色々なことが勉強になります。



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車で中央山に移動します。道路の右側にはカラスバト保護(野良猫避け)のフェンスが延々と続いています。

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中央山の頂上からも360度の大パノラマ

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向かいに見える父島最高峰。でも名前はまだない。 ^_-;

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古ぼけた三角点

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オガサワラハシナガウグイスが再登場。人を恐れていないと言うよりも縄張りに入り込んだ侵入者を追い払おうという勢い。こちらが立ち去るまで執拗に周囲を飛び回っていました。こちらは大喜びでカメラのシャッターを切りまくっていましたが… ^_^;

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ライセンスを持ったガイドさんの案内でフェンスに囲われたアカガシラカラスバト(アカポッポ)のサンクチュアリ(保護区域)の中に入ります。

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アカガシラバトの好物だと言うヒレザンショウ(鰭山椒)の実の跡。

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道に枝珊瑚がたくさん落ちているので何故かと思ったら、アスファルト舗装が普及する以前の時代、珊瑚を道に敷き詰めて簡易舗装としていた名残だそうです。

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珊瑚が雨で溶けて再び固まった天然セメントの舗装が所々に残っていました。

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ガイドさんのバンで長崎展望台に移動します。ちなみに車は品川ナンバー。

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英語の"Long Point (長い岬)"を日本語に訳して長崎だそうです。九州の長崎とは関係なし。

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東京へ帰る『おがさわら丸』を港から大勢の人が見送ってくれます。

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おがさわら丸が出港すると同時に待機していたプレジャーボートが並走してお見送りしてくれます。

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プロのガイドさんでしょうか? ボートから海へ次々に飛び込んでいきます。乗員が海へ飛び込んだボートは停船します。そして、そのボートのお見送りはそこでおしまい。そんなふうにして『おがさわら丸』と並走していたボートが一艘、また一艘と減っていきます。

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父島で購入した島寿司を船の中で食べながら東京までの長い長い帰路につきました。



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